派遣の「顔合わせ」については、あまり聞きなれない言葉なのですが、簡単に言うと「面接」のようなものです。
詳しくは、こちらに記載したのでよかったらご覧ください。

私は当初、「顔合わせ」という名前のとおりに受け止めていました。
なので、もう就業することが確定した上でお互いの顔を見て確認するだけだと勘違いしていました。

なので事前準備なしで臨んでしまって、失敗したことも…
この「顔合わせ」をパスして、双方の合意がとれて初めて就業先で働くことが確定するのです。
では、通常の直接雇用の場合と同じように面接の準備をしておけばいいのかな?と思うのですが、少し準備の方法が異なります。
今回は私が経験した「顔合わせ」を元に、何を準備しておけばいいのかをご紹介していきます。
事前に準備しておくこと


顔合わせの日程が近づいてきたら、当日に向けた事前準備をしましょう。当日になって慌てることがないよう、以下のポイントを参考に、準備を進めてみてくださいね。
当日の服装の準備をする


派遣会社によっては、服装について細かく指定される場合もありますが、基本的にはスーツがいいと思います。
オフィスカジュアルOKと言われる場合もありますが、就業後はそれで問題ないと思いますが、やはり最初の顔合わせはスーツがいいと思います。色は黒やネイビー、グレーなどの落ち着いた色がいいでしょう。
第一印象はとても大切です。
派遣会社へ登録後、仕事を紹介してもらうにはどうしたらいいの?登録後の面談でしっかり希望条件を伝えよう!
以前、こちらの記事でもお伝えしましたが、
「見た目で約6割、対面してあいさつなど交わしただけで9割以上の印象が決まる」といわれています。
就業先の社風にもよりますので、当日はどんな服装が良いか、派遣会社の担当の方に事前に相談しておくと間違いないと思います。
派遣登録時に作成したスキルシートの内容を確認する
顔合わせでは、職務経歴やスキルに関して、派遣先の担当者派遣の方から質問されます。
派遣先の担当者の方は、派遣登録時に作成した職務経歴書を資料として持っていらっしゃいます。
そのため、食い違いのないように同じ資料を自分で持っておき、目を通しておくようにしましょう。
当日、派遣会社の担当者の方が持っていらっしゃる場合もありますが、事前に自分で用意し、目を通しておくことをおススメします。



その方が事前にしっかり準備ができて、気持ちにも余裕が生まれるのでオススメです!
自己紹介の仕方や質問事項を考える
派遣先企業の業務内容の説明を受けた後、簡単に「自己紹介をお願いします」という流れになります。
職務経歴書を見ながら、これまでの経歴について説明します。
全部を説明する必要はないので、派遣先企業で必要な業務を行った仕事を中心に時系列で説明すると相手に伝わりやすくなります。
私は直近の業務から説明を、と派遣会社の担当の方から勧められましたが、業務内容との関連を考え、時系列で大学卒業後かからピックアップして説明しました。



直近から遡って説明すると、派遣先企業の業務との関連性が薄くなってしまう印象だったので、急遽そのように変更したのですが、それが思った以上に好評でした!(担当営業者談)
また、質疑応答の質問項目と返答内容も事前に考えておくといいでしょう。
事前にHPで就業先の業務内容や企業理念、会社の組織図やお知らせなどひととおり目を通しておくと自分の立ち位置がどのあたりなのか、どんな業務をすればいいのか、イメージがわきやすくなります。
私は、自分で考えておいた質問事項を顔合わせの前に念のため担当者に確認をしました。
NGワードなどは特にないですが、質問事項が全く方向性がずれたりすると印象がよくないと思ったので。
実際にどんな質問事項を想定すればいいのか、どのように受け答えをすればいいのかについて、次に具体的に見ていきましょう!
質疑応答の具体例と注意点について


就業先からどんな質問されるのか、自分からは何を質問したり回答したりすれば良いのか、最初はよくわかりませんよね。



質疑応答の具体例をいくつか挙げるので、参考にしてみてくださいね!
派遣先企業の質問例
派遣先企業からの質問は、職務経歴やスキルに関するものがほとんどです。
これまで経験してきた業務内容やスキルについて十分に対応できるかどうかを確認する意味での質問ですので、しっかりと応えられるように、自分のことについてまとめておきましょう。
業務経験について
「今まで経験したことのある業務について教えてください」
「資料作成に抵抗はありませんか?」
「業務量が多いのですが問題ありませんか?」
「残業が発生する場合もありますが、その時は対応はできますか?」
「電話応対には抵抗はありませんか?」
ソフトの使用経験やスキルについて
「Wordは使えますか?」
「PowerPointでプレゼン資料を作成したことはありますか?」
「Excelはどのくらい使えますか?」
「Excelはピボットテーブルを使用した集計データの作成はできますか?」
「自社のソフトを使うのですが、新しいソフトを使用する場合の抵抗はありませんか?」
派遣スタッフからの質問例
業務の具体的内容について
「1日の業務の流れを教えてください」
「引継ぎ期間はどのくらいありますでしょうか?」
「前任者はいらっしゃらないとお聞きしましたが、業務内容はどなたにお聞きすればよいでしょうか?」
「1ヶ月に残業はどの程度あるのでしょうか?」
「1か月の中で業務の多い時期・少ない時期というのは具体的にありますか?」
残業については、最初から「全くできない」という態度を示すよりも、「事前にお知らせいただければ対応できます」という姿勢の方がベターだと思います。
仕事への責任感があまりない人だなという印象を持たれてしまうのはもったいないこと!
臨機応変に対応できる姿勢を伝えておきましょう。
職場環境や所属部署の人数など
「同じ部署には何人の方がいらっしゃるのですか?」
「男女比はどのくらいですか?」
「他にも派遣スタッフの方はいらっしゃいますか?」
「オフィス内に昼食を取れる場所はありますか?」
案外見落としがちなのがランチをとる場所です。
オフィス内や自分の席で食事をとれない場合には、社員食堂や外でランチをすることになります。
お昼休みは仕事を離れて少しほっとできる時間です。
外食が続いてしまうと経済的にも負担がかかってしまいますので、事前に確認しておくと安心です。
服装やその他規程など
「就業後はどのような服装がよろしいでしょうか?」
「スマホは持ち込んでいても大丈夫でしょうか?」
顔合わせの際はスーツですが、その後はオフィスカジュアルでOKの場合が多いと思います。
念のため、確認しておくと安心です。
また、派遣先企業によってはスマホの持ち込みは禁止だったりもします。
働くママは、子どもの保育園や学校からの急な連絡もあるのでスマホを持ち込めないと少し不安ですよね…
事前に確認しておくと対応策も考えることができるので、可能であれば確認してみましょう。
その他不明な点は積極的に質問し、その場で聞きにくいなと思ったら、顔合わせ後に派遣会社の担当者へ確認するといいと思います!
質疑応答の注意点
派遣法により、派遣の事前面接は禁止されています。
「顔合わせ」は面接ではない、ということになっていますので、派遣スタッフが就業先からの評価を受けたり、選定されたりする目的で行われるものではないのす。
そのため、派遣先企業から聞かれても答える必要はなく、もし聞かれたとしても、派遣会社の担当者の方がフォローしてくれますので、安心して臨んでください!
派遣先企業から下記のようなプライバシーに関する質問はNG
- 国籍、本籍、住所
- 年齢・出身学校名
- 既婚・未婚・出産予定・子供の有無
- 家族構成、家族の学歴・職業
- 前職の会社名・退職理由
- 宗教・信条 等
※出典:日本人材派遣協会『紹介予定派遣を除き、いわゆる事前面接等(派遣労働者を特定することを目的とする行為)は禁止されております』
まとめ
派遣先企業との「顔合わせ」は、実際は面接と同じと捉えて、事前準備をしっかりとして臨むことが大切です。
服装・身だしなみ・持ち物のチェック
スキルシートの確認
自己紹介・質疑応答の準備
また、顔合わせはこれから実際に働くかもしれない職場を、直接見学できる絶好の機会です。
質疑応答後に、実際に職場の様子を見学させてもらうこともできます。
どのような環境で働くことになるのか、実際に一緒に働く方はどんな方なのか、どのような雰囲気で仕事ができるのか。
様々な角度から確認することのできる機会なので、積極的に活用していきましょう!

