子育て中のあなたは、フルタイムで働くか時短勤務・パートで働くか、悩むことが多い思います。
本当はフルタイムで働きたいけど、実際働くとなると私にできるのか不安で…
そんな声もよく聞きますよね。
私も子供が幼稚園と小学生の時にパートを開始、ほどなくフルタイムになりました。
徐々に仕事量が増えて、フルタイムになっていったので、段階を追って対応できたので、まだ対応できたのかもしれません。
今回は、そんな働き方に悩むあなたに、子育て中でもフルタイムで働く場合のメリットや直面する悩みなどをご紹介していきたいと思います。
働きた方を検討しているあなたはぜひ参考にしてみてくださいね!
フルタイムワーママのメリットは?
フルタイムで働くとどんなメリットがあるのでしょうか?
- 経済的な余裕
- メリハリのついた生活ができる
- ママのリフレッシュ、子供との関係が良好になる
- 子供の自立を促す
- やりがい・ママの自己実現
このような点があげられます。
具体的にそれぞれ見ていきましょう。
経済的な余裕
フルタイムで働くママの一番のメリットは、何といっても「経済的な余裕」です。
子育ては、とにかくお金がかかりますよね…
私も子どもが中学生になってますます実感しています…
世間では「子育て一人にかかる総額は3,000万」とも言われています。
- 子どもに満足のいく教育をさせたい
- 子どもの望んでいる習い事をさせてあげたい
- 子どもに色々な体験をさせてあげたい
など、経済的な不安要素を少なくして子育てに臨むことができる点は大きなメリットです。
メリハリのついた生活ができる
時間管理はとても大変ですが、家事・育児・仕事も効率よく行うことが日常化するので、生活のメリハリがつき、時間管理の能力はとても上がります。
1日のスケジュールがだいたい決まってきて、ある程度ルーティン化することで効率を上げることもできます。
私の場合は、朝活の時間を持つことでかなりメリハリがつき、自分の時間を生み出すこともできました。
朝活の時間捻出も試行錯誤して、私の場合は朝4:30起床がベストな時間だということに気づきました。
4:30~6:30が貴重な自分時間・自己投資の時間として、かれこれ7年くらい続いています。
ママのリフレッシュ・子供との関係が良好になる
週末、ずっと一緒にいられることでものすごく幸せを感じられることがあります。
それは、平日仕事で忙しくしているからこそ、より一層幸せを感じられるとも言えます。
日頃忙しくしている為、子供といられる短い時間はとても貴重。
その為に、「しっかりと子どもと向き合う」「子どもに優しくなれる」というママ友の声も聞きます。
仕事モードとママモードに切り替える。
それぞれの時間で違う自分になれて、リフレッシュできるとも言えます。
子どもの自立を促す
働くママの姿を見ることで、「自分もしっかりしなきゃ」という自立心が芽生える場合も。
忙しそうなママを助けたい!とお手伝いを積極的に行ってくれるようになったりもします。
我が家の場合は、私が忙しくして子どもの持ち物や準備など忘れることが多かったため、子ども自身が「いつ何が必要」「いつどんな予定がある」としっかり把握するようになりました。
私はついつい先回りしていろいろ動いてしまい、子どもの本来の成長を邪魔しがちな質だったので、その点はよかったのかもしれません。
また、学童や習い事など、地域の人や先生など、家族以外の人と関わりが増えることでいろんな価値観に触れて、成長できる場面も多くあります。
仕事とは何か、働くとはどういうことなのかを親の姿、また親以外の大人の姿を通して、自然と学ぶこともできているのではないかと思います。
それだけに、親は「楽しく働く姿」を子どもに見せるようにしたいものですね。
やりがい・ママの自己実現
パーソル総合研究所による、管理職として働きたいワーキングマザーの割合についての調査結果がありました。
ママが働くことの意味は、経済的なことはもちろんですが、ママ自身のキャリア・やりがい・自己実現を積んでいくことにもつながります。
自分の好きな仕事、得意を活かしてキャリアを積み、仕事を通じて得られる達成感は、子育てや家事とはまた違った喜びがあります。
好きな仕事を諦めるのではなく、可能な限りチャレンジできる環境や社会であって欲しいと願わずにはいられません。
フルタイムワーママのデメリットとは?
フルタイムワーママのデメリットは以下のような内容が挙げられます。
- とにかく忙しい・時間がない
- 仕事・家事・子育てのバランスが難しい
- 保護者会など学校行事参加への調整が必要
- 疲れがとれない
具体的に見ていきましょう。
とにかく忙しい・時間がない
週5日、1日8時間フルタイム勤務となると、何といっても時間がありません。
9時~18時働くとなると1日のスケジュールはとてもタイトです。
常に時間に追われている感覚があり、自分の時間の捻出が大変なのは言うまでもありません。
仕事・家事・子育てのバランスが難しい
前述の時間がないことにつながりますが、1日24時間のうち8時間、通勤を合わせると10時間前後が仕事の時間になります。
7時間の睡眠だとすると、残り7時間弱で家事・育児をこなすことになります。
食事の支度・掃除・洗濯・子どもの送迎・子どもの勉強を見る・PTAの係…
この他にも、名もなき家事や諸々の対応があり、実際に子どもとじっくり向き合う時間を取りづらいのが現実です。
子どもに向き合う時間を作るためには、時間の使い方や生活の仕方に工夫が必要です。
保護者会など学校行事参加への調整が必要
フルタイムで働いている場合は、平日は基本的に仕事。
学校行事に参加する場合には、有給休暇を使ったり、土日の休日出勤を振り替えたりと調整が必要になります。
職場によっては半日の有給休暇や時間単位でのお休みを取得できたりもするので、うまく活用して調整することが必要になります。
疲れが取れない
フルタイムで働く場合は、前述している通り、時間がないのが最大の課題です。
その為、帳尻を合わせるために睡眠時間を削ったり、自分の時間を削ったりして、消耗してしまいがち。
すると、いつのまにか疲れが蓄積してしまいます。
疲れを溜めてしまっているのに、それに気づかず病気になってしまう危険もあります。
フルタイムでの仕事と家庭を両立させるためには?
では、仕事と家事と子育てをバランスよく両立させる為にはどうしたらいいのでしょうか?
それには3つのコツがあります。
- やらないことを決める
- 「~べき」を手放す
- 余白を意識する
やらないことを決める
あなたの体は1つです。
全てのことをやろうとするのはとてもムリです。
あなたでなくてもいいこと、やらなくてもいいことについては積極的に手放していきましょう。
例えば、
一汁三菜の食事をつくる
献立を考えるのも大変な毎日です。
最低限の栄養は確保したいですが、一汁三菜と完璧な食事作りを頑張らなくてもいいんです!
子どもは案外丼ものが大好きで、大喜びだったりします。
平日の掃除機掛け
平日は掃除機をかける時間もなかったりしますよね。
クイックルワイパーでちょっとふき取ったり、「ついで掃除」で埃をとったりという工夫で十分です。
また、家電に頼るのも1つの手ですよね!
お掃除ロボットは働くママの強い味方です。頼れるものはとことん頼っていきましょう!
洗濯ものは畳まない
洗濯は、洗う→干す→畳む→しまう と工程が多いので家事負担も多く感じてしまいますよね。
洗濯物は畳むとおいう思い込みを取っ払ってしまうのも一つの方法です。
そのままハンガーで干して収納してしまえば、畳まなくて済むのでとてもラクになりますよ!
ここでも家電に頼って、ドラム式洗濯乾燥機を見方につけるのもオススメ。
タオル類、パジャマ類などそのまま乾燥機にお任せできると洗濯物を干す手間も必要なくなります!
夫を戦力化して家事を分担するのもオススメです!
「~べき」を手放す
真面目なママほど、
「ママとしてこうあるべき」
「母としてこれはやるべき」
「妻としてこれはやらなければ」
と、あるべき理想の姿に苦しめられている場合があります。
その「理想の姿」「あるべき姿」はあなたが楽しく笑顔で過ごすために本当に必要なものでしょうか?
誰かの価値観によるもの
世間の目線を気にしてしまっているもの
であれば、思い切って手放してしまいましょう。
疲れていたらお惣菜に頼ってもいい
家事代行サービスを利用してもいい
旦那様に弱音を吐いてもいい
ママ友に頼って手伝ってもらってもいい
家事は後回しにして楽しみを優先してもいい
あなたらしい暮らし方、あなたの価値観で楽しくラクに暮らせる方法でいいんです!
余白を意識する
仕事も家事も完璧に、一生懸命こなさなければ!
あなたもそんな風に考えてしまうこともあるでしょう。
でも、そんなに一生懸命に自分をすり減ららしてまでする必要はないのです。
仕事も、誰かしらカバーしてくれたり助けてくれたり、他の人でも十分に対応できたりするのです。
ともすると予定もパンパンで、身動きがとれなくなってしまいかねません。
そんなあなたはぜひ、自分の生活の中で、「余白」を意識してみましょう。
新しいことやアイデア、チャンスは、余白があるからこそ掴めるものです。
すでに今パンパンに抱えていては、新しいものが入ってくる場所がありません。
今すぐにはムリでも、長い目で見て「余白を意識する」ことで、本当に自分がやりたいことへチャレンジしたりチャンスを掴めるようになります。
まとめ:ママがフルタイムで働くためのコツ
ママがフルタイムで働く際のメリットや悩み、そしてフルタイムで働く際のコツについて見てきました。
フルタイムで働くと、経済的なメリットがある反面、時間に追われるというデメリットがついてまわります。
しかし、前述したようにあなたの工夫次第で乗り越えることは可能です。
それでもしんどいと感じる時には、転職をして働き方を変えるという選択肢もあります。
色々な選択肢があると知っているだけでも、随分気持ちがラクになりますよね!
ママの可能性は無限大です!
無理せず、あなたらしく楽しく働ける方法を探していきましょう。
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