ママが働く場合って派遣やパートがいいって聞くんだけど、パートと派遣ってどう違うの?
あなたもこんな疑問を持ったことはありませんか?
実は私も、どっちがいいんだろう?と思いながら、どちらのパターンでも働いたことがあります。
それぞれに違いがって、メリット・デメリットがあるのです。
どちらでも働いたことのある経験を元に今回は、派遣とパートの違い、そして働きやすいのはどちらなのかを検証してみたいと思います。
派遣社員とパートタイマーの違いとは?!
派遣社員とは・・・
企業の正社員ではなく、派遣業者によってある企業に派遣され、そこで業務を遂行する社員のこと。
出典:コトバンク
パートタイマーとは・・・
通常の労働時間(フルタイム)を働く労働者と比較して、短い時間(パートタイム)雇用される労働者。女子の比率が高いことが特徴であり、短時間雇用者全体の69.7%に達している。
出典:コトバンク
派遣とパートの特徴
どちらも基本的に給与形態は「時給」ですが、一番大きな違いは「雇用主」です。
パートは「直接雇用」で、雇用主と直接契約を結びます。
それに対して派遣は「間接雇用」となり、派遣会社と契約を結んで企業に派遣されるため、勤務先と派遣社員に直接の雇用関係はありません。
派遣は働く期間が決まっています
パートは「期間限定」といった募集でない限り、雇用期間は決まっていない場合が多いです。
それに対して派遣は、契約を結ぶ当初から契約期間が決まっているのが特徴です。
ママがパートより派遣を選ぶ場合のメリット
派遣の時給はパートよりも高い
はたらこねっとで派遣の職種平均時給【2021年1月 関東版】が出ていました。
ここでは事務職の時給をピックアップしました。
未経験の場合で平均1527円、経験ありの場合で平均1556円。
未経験でもそんなに時給の違いはなく、働くことができそうですよね!
一方で、パートの時給の平均金額はいくらなのか調べてみました。
こちらはタウンワークの東京都の事務系のお仕事の時給です。
平均してみると、1485円。
同じような業務内容であっても、パートよりも派遣社員の時給の方が100円前後高いという場合もしばしば。
その理由はなぜなの?
それは、即戦力としての力を期待されていることが多いからなの!
企業では、求人広告を出すとそれだけで大きな費用がかかってしまいます。
また、応募者の対応や面接など手間もかかってしまうのですが、派遣会社にお願いすれば、企業の欲しい人材を代わりに探してくれるので、その手間を省くことができます。
そのコスト削減や必要な人材を得られるという意味において、多少時給を高く設定しても雇いたいとう理由から、このような差が生まれているのだと考えられます。
人気の事務職の求人が多い
事務職なら断然派遣社員がオススメです!
なぜなら求人数がとても多く、未経験からでも採用されやすいのです。
パートの時短事務職の場合、とても人気が高く、採用されるには狭き門である場合が多いです。
経験者が優遇される場合も多く、未経験の場合は採用が難しい場合も。
また、派遣社員であれば、なかなか正社員では採用されないような大手企業に事務職として働ける場合もあります!
私も一部上場企業に派遣されたことがありました!
なかなか経験できないことなので、わくわくしましたよ(笑
次の仕事探しも派遣会社が提案してくれる
派遣社員として働く場合は、あらかじめ雇用期間が決まっています。
最長3年ですが、それまでに契約を終了する場合でも、派遣先にそのことを伝えておけば、次の派遣先企業を探してくれます。
次の派遣先を早めに決めてもらえると、期限があっても安心して働けますよね!
ママがパートより派遣を選ぶ場合のデメリット
雇用期間が決まっている
前述のとおり、派遣で働く場合には、「3年ルール」があります。
1つの職場で働ける期間は最長3年となっています。
その為、せっかく職場にも仕事にも慣れているにもかかわらず、別の職場へ移らなければならず、またスタートラインに戻ってしまうことになります。
環境に適応するのが時間がかかる人にはデメリットだと言えます。
ただし、雇用先と直接契約に切り替えてそのまま職場に残るという場合もあります。
この場合には雇用先と派遣社員双方の合意が必要となりますが、そのような希望がある場合には早めに派遣会社に伝えておくと考慮してもらえるかもしれません。
次の雇用先まで期間が開いてしまう場合がある
雇用契約期間が終了する前に、次の就業先が決まればいいのですが、条件等が合わず、なかなか決まらない場合もあります。
その場合には、次の就業先が決まるまでは仕事がない為、収入もなくなってしまいます。
短期間や日雇いでの仕事をしながら、条件の合う仕事の紹介を待つことになりますが、その間不安な日々を送ることに。
パートの場合は、雇用期間の心配はない為、この点は派遣社員を選ぶ場合にはデメリットとなると言えるでしょう。
職場での疎外感を感じる場合も
派遣社員は、直接雇用ではないため、雇用先にもよりますが雇用先の社員と扱いが違う場合もあります。
「派遣さんはこちらで・・・」と別の扱いになったり、情報伝達のルートが異なったりといった場合もあり、少し疎外感を感じることも。
仕事の内容も、社員の方のような責任のある仕事を任されることは少ないので、社員一丸となって、、、という連帯感の中では違和感を感じる場合もあるかもしれません。
社員同士の深い関係を築いたり、交流を深めたい人にとっては、同じ場所で長く働けて、同年代・同世代の人が多く働く環境のあるパートの方が向いていると言えるでしょう。
まとめ:派遣で働くかパートで働くかは、あなたの優先順位を明確に!
ここまで、派遣とパートで働く場合の違いやメリットデメリットを見てきました。
それぞれに特徴がありましたが、最終的には、あなたが何を優先したいかが決め手になると言えます。
パートor派遣 | 優先順位 |
パートが向いている! | 近所で働ける 同世代・同年代の人が多い 長い期間同じ職場で働ける 時間・曜日など融通がききやすい |
派遣社員が向いている! | 少しでも時給の高いところで働きたい キャリアアップをしていきたい オン・オフをはっきりさせたい 事務職を希望している |
また、時短で派遣社員で働きたいという場合にはパートタイム派遣という働き方もあります。
- 週2~4日
- 勤務時間は3時間~5時間
- 扶養の範囲内
など、パートの場合と同じ希望条件での求人もたくさんあります。
- 子どもが小さいうちは扶養の範囲内で
- 子どもが小学生になって落ち着いたら
- 中学生になって目途がついたら
など、ライフスタイルに合わせた働き方も可能です。
大手企業も、出産・育児によって仕事を一旦は慣れた主婦を積極的にパートタイムで受け入れているところも増えているんですよ!
派遣会社へ登録しておくと、自分の条件に合った求人をいち早くチェックできます。
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あなたにあった働き方はどのような働き方ですか?
働き方の優先順位を明確にして、仕事と家庭のバランスを取りながら、楽しいワーママライフを過ごしていきましょう!