40代主婦が派遣社員で働くメリット・デメリットを検証

こちらの記事にたどり着いたあなたは、派遣社員という働き方に興味を持っているのではないでしょうか?

ママ友

派遣社員と正社員は何が違うんだろう?時短とパートは??

など、いろいろ疑問に思う事もありますよね。
実は、それぞれの働き方にはメリットとデメリットがあります。

どんな暮らしをしたいのか?
どんな働き方をしたいのか?
5年後、どんなあなたでいたいのか?

自分を見つめることで、自分に合った働き方のスタイルを見つけることができます。
この記事では、40代主婦が派遣社員で働くメリット・デメリットについて、私の体験を交えてお伝えしたいと思います!

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目次

派遣社員とは

派遣会社に所属しています

派遣社員と正社員、一番大きな違いは「社員であるかないか」です。

派遣社員は派遣先企業の社員ではありません。
派遣会社に自分の情報を登録すると、スキルや経験を考慮しながら派遣会社から派遣先の企業を紹介されます。
紹介された企業の社員として所属するわけではなく、あくまでも登録した派遣会社の所属になります。

仕事が始まってからも、仕事に関する相談は基本的には派遣会社を通して進めていきます。
先日私は、派遣先の担当の方に直接相談をしてしまいましたが・・・これはイレギュラーかもしれません。
給与や社会保険についても、派遣会社が管理し、派遣会社から支払われています。

もしも勤務日に遅刻しそうな場合や急な連絡がある場合は、まず派遣会社に連絡します。
すると、派遣会社から派遣先の企業に連絡がされる仕組みです。
勤怠の報告も基本的には派遣会社へ。

はな

私の現在の派遣先では、派遣先でも勤怠管理を行う為、今は派遣先と派遣会社と両方で行っています。
派遣会社には、勤怠用のアプリで報告をしていますよ!

派遣に年齢制限はない、というけれど。。。

40代主婦にとっては年齢制限はとても気になりますよね・・・
若いころは何も気にすることはなかったのに、40歳を過ぎてくると、求人広告の年齢欄も確認しなければなりません。

派遣に関しては、年齢制限がないことはデータからも読み取れます。
募集・採用における年齢制限禁止について│厚生労働省

そして、
「就職氷河期世代(35歳以上55歳未満)の不安定就労者・業務者に限定した募集・採用が可能になりました!」
とも記載されています。

はな

40代主婦、今まさに市場が求めている人材ともいえるのではないでしょうか?!

私が実際に派遣先に顔合わせに行った際も、私の個人情報は伏せられていました。
これまでの職歴や希望条件は伝わっていたようですが、年齢や住まいなどは顔合わせに行くまで分からない状態でした。

年齢等の個人情報の質問は基本的にはNGで、聞かれた際にも答えなくてもよい、とのことでした。
一応、年齢制限はないということになっていますが、個人的には年齢に応じてある程度のスキルは求められているのではないかな、と感じています。

雇用期間がある

派遣社員は有期契約、定期的な更新をします。

労働者派遣法によって同一の派遣社員が一つの組織単位で継続して就業できる期間が3年とされています。
派遣社員としての就業は、長くても3年。

3年の間にも、勤務を続けたいと思っていても勤務先から契約更新を断られることもありますし、退職したくても中途解約ができない場合もあります。
私の派遣先でも、コロナの影響で在宅勤務が主となり、派遣社員の契約更新が見送られた部署もありました。

ただ、同じ派遣先で3年間働き続けた場合に、労働者派遣法改正法の施行に基づいて就業継続することを依頼できる場合もあります。

人材派遣会社から派遣先へ直接雇用の依頼をする

直接雇用になるためには、派遣先と派遣社員側の同意が必要です。
また、直接雇用の形態は、正社員のほか、契約社員やアルバイト、パートとなる場合も。
私の派遣先では、時短勤務を希望して、パートとして直接雇用になっているケースがありました。

同じ派遣先で別の部署に異動するという方法

当初、営業部の事務として就業していて契約の満期が来た場合、同じ事業所の総務部が募集があれば、そちらの部署で就業するという事も可能です。
事業所の様子もわかっているので、このようなお話はとてもありがたいすよね!
ただ、ちょうど募集があるかどうか、タイミングに左右されてしまう点が難です。

紹介予定派遣:派遣社員として働きながら、正社員や契約社員を目指せる

決められた派遣期間内(最長6ヶ月)を経過後、派遣先と合意すれば正社員になるというもの。
長期的に働くことができますし、実際に働いてみてからの正社員採用なので、双方の不一致がなくて安心ですよね!

ここまで、派遣の仕組みについて簡単にて見てきましたが、いかがでしょうか?
ここからは実際に派遣で働く場合のメリット・デメリットについてご紹介していきます。

派遣のメリット

自分の生活スタイルの希望に合わせて働ける

派遣で働く一番大きなメリットは、これではないでしょうか?!

子どもが小さい間は、子どもが帰宅する時間には家にいてあげたい
夕方は遅くなってもいいので朝は10時スタート希望
残業なしの仕事でプライベートを大切にしたい
家族の都合で転勤があっても働き続けたい
週3・時短でセーブして働きたい
自宅から30分以内の場所で働きたい

など、ライフスタイルに合わせた働き方を選ぶことができます。

私は、次のような条件で探しました。

勤務地が自宅から30分以内
週2~3日
9:00~16:00
経理事務・一般事務

多少条件は違いますが、自宅から徒歩で20分、自転車なら10分以内の今の派遣先にご縁がありました!

はな

とてもありがたいです!!

基本的には契約で決められた内容以外の仕事はしなくてもいい

担当する業務の範囲がはっきりしているため、基本的にそれ以外の業務はしなくてもよいのが派遣社員。
他の人が忙しそうだからといって、決められた仕事以外の仕事までしなくてもよく、派遣先もそれは要求していません。

正社員のように急な残業が発生したり、サービス残業が発生したりということもありません。
万が一残業が発生する場合には必ず残業代が支払われますし、事前に残業が発生しそうな時には打診があります。

私の業務も、基本的には決められた事以外のことは行っていません。
ただ、様子をみて「これはやっておいた方がいいな」という場合には派遣先の社員の方に聞いています。
それによって全体の業務がスムーズに進むのであれば、という気持ちを持っているとお互いに仕事をしやすいのかな、と思っています。

これまでのキャリアを活かした仕事ができる

たくさんの求人の中から、自分の経験・スキルなど求める条件で探せるので、自分の希望に合った仕事を見つけやすいです。
部署の移動などもない為、”事務職を希望していたのに営業職になってしまった”という心配もありません。

無料研修などスキルアップ制度もあるので、現在のスキルに自信がなくても、派遣会社の提案する制度や研修を通じてスキルアップができます。

当初、経理事務を希望していた私ですが、派遣先は営業事務でした。
海外営業の事務も少し手伝うことになり、今まで経験のしたことのない業務だったので少し不安でした。

しかし、派遣先のオンラインでのスキルアップ講座を受けることもできましたし、派遣先も私が経験したことないことは分かっているので、様子を見ながらステップを踏んで業務にあたることができています。

事務の転職ならテンプスタッフ

派遣先との交渉は派遣会社が行ってくれる

派遣会社に登録すると、担当者がつきます。
私の場合は、事務的な処理の担当をしてくれるかたと、営業担当者がいらっしゃいました。
就業したらそれっきり、、、ではなく、就業後も定期的なサポートがあります。
派遣会社によっては担当者以外にも相談できるカウンセリングなどのサポート体制もあるみたいです!

私の場合は、2カ月に一度営業担当者が派遣先に来て、派遣先の担当の方と面談する機会が設けられています。
心配事や困ったことなどはその際に話すことができますし、それ以前に担当者に相談することもできます。
ただ、先日担当者が変更になる、と連絡があったのですが、その後お会いできていないので早くお会いしたいところですが。。。

デメリット

収入が不安定、賞与・退職金はない

派遣は、安定性や昇給などの面で正社員とは条件が下がってしまう場合が多いです。

時給での勤務となるため、正社員のように毎月一定の金額が保証されているわけではありません。
祝日などで勤務日数に増減が生じると、それに合わせて給与も増減します。
長期休暇のある5月や8月・年末年始はどうしても収入が減ります。賞与や退職金制度もありません。

私の収入も、正社員の頃に比べれて総額は減りました。
しかし、サービス残業も多かったので、実際に業務にあたっている時間を時給換算すると、間違いなく今の働き方の方が時給は高いです。
収入が減った分、家計管理の工夫や見直しをするいい機会にもなっています。

交通費は派遣先によっては自己負担

派遣先や条件にもよりますが、交通費が支給されない場合があります。
その場合は、自分で負担しなければならないため、応募時に確認しておいた方がいいです。
私の派遣先は、交通費が支給される契約になっていますが、自宅から近いので自転車通勤できる為、交通費はありません。
勤務地が遠くなると交通費の負担も大きくなってしまうので、そこはよく確認しておきましょう!

業務内容は決まったもの、裁量権はない

派遣として働く場合、契約で規定された業務以外の仕事をする必要がなくてよい反面、裁量権がないので、やりがいという意味では少し物足りないかもしれません。
派遣先の方針や状況によって違うと思いますが、自分で裁量権を持ち、バリバリ働きたい!という方には、あまり向いていないと言えます。

私の性格からすると、本来は自分で裁量権をもって、ガツガツ仕事を進めていく方がいいのかな、と思います。
もっとこうした方がいいのになぁ、と思うことがあっても、それを自分で判断して進めていく、というわけにはいきません。

契約期間があるため、終了後は次の仕事を探さなければならない

同じ派遣先で働けるのは上限として3年です。

40代主婦にとっては、年齢を考えると上限が設けられているのはちょっとつらいところですよね・・・
次が簡単に見つかるかどうか分かりませんし。。。
しかし、先にお伝えしたように、3年が経過して直接雇用に変更してもらうことも可能です!
私の派遣先には、3年が経過する前に直接雇用になり、正社員になって働いている方もいらっしゃいますし、時短のパートとして働いている方もいます。
きちんと仕事をして、信頼関係を築いていければ、直接雇用となり長い期間働くこともできます。
そういう働き方を希望していることを派遣会社に伝えておくと早めに派遣先にも伝えて対応してくれるかもしれません!

はな

やはり3年後はどうなるかな、、、とか収入面では今後の家計管理を考えると少し不安な要素です。
子どもが大学生になる頃、あるいは老後までのライフプランを見直して、働き方も柔軟に変更していくことも視野にいれていますよ!

まとめ

40代の主婦は、家事に子育てにと忙しくもあり、また同時に30代の頃のような体力はありません。

  • 1週間のうち、何日働きたいのか?
  • 1日のうち何時から何時まで働きたいのか?
  • 子どものお迎えに間に合うようにするためには何時までなら働ける?

自分の現在地を確認しながら自分のライフスタイルに合った、無理のない働き方を選ぶことが大切です。

現在、フルタイムで働いて精神的にも肉体的にも限界を感じているのであれば、時短勤務や派遣社員、パートという働き方もあります。
無理をしすぎないで、自分らしく働ける方法も検討してみてくださいね!

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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